私は字がとても汚いです!
ですので、いつも封筒に住所と宛名を書くのが嫌で嫌で、字が汚いのは勿論、
一文字だけ左右にズレたり、大きさが違ったりして、その度に書き直しをしていました。
あまりにも失敗するので、買った封筒を全部使い切ってまた新しく買いに何度も行きました。
印刷出来ればどれだけ良いかと思うのですが、就活などではまだ手書きが主流で、泣く泣く手書きで住所と宛名を書いていました。
そんなある日、ふとした事で思いついた宛名の書き方が有ります。
これがすごい便利で、今までの一回でも間違っちゃいけない!というプレシャーから開放され、気がすごく楽になったのです。
ではその方法とは・・・?
紹介して行きたいと思います!
準備するもの
準備するものは以下のものです。
- 封筒
- 定規
- フリクションペン
- ネームペン・ボールペンなど(本書き用のペン)
- ドライヤー(もしくは冬場だとストーブなども可)
さて、この準備するものだけで大体分かったのでは無いでしょうか?
そう! フリクションペンで下書きをして書く! 以上です!
下書きなんていつもやってるし! てかシャーペンで良いじゃない!と思っている方。
フリクションとシャーペンでは、労力も綺麗さも全然違うのです!
ではその理由と、実際にどう使うのか、見ていきましょう。
実際の使い方
まずは封筒を用意します。今回はA4の履歴書が入るサイズの白封筒を用意しました。
これぐらいの大きさだと、面積が大きい分住所や宛名を書くのがとても難しいのですが・・・。
まずは宛名をフリクションペンで書いていきます。
スミマセン字が汚いのは許してください。(サンプルだと思って適当に書いただけだから!本当だから!)
まず住所を書く所に、まっすぐの一本線を入れます。もっと拘るのであれば、左右と真ん中で3本引いても良いかもしれません。
住所を書くバランスの基本となる線ですので、平行に線が引けているか、線を引く場所はそこで良いのか、しっかりと確認して線を引くようにして下さい。
また、左にクリアファイルや定規を置いて、文字を書くのも良い手段だと思います。
*ただし消えた後に凹んだ跡が残りますので、あまり強すぎない程度の力で線を引いて下さい。
東京都の”都”が少し左に行き過ぎているので、一旦消して右に修正します。
位置を修正しました。が今度は左に行き過ぎましたね・・・。
さらに少し小さくなってしまったので、何度か調整を繰り返します。
流石私。バランスが悪すぎる。
バランスや文字の大きさをここで修正しておきます。
この時、完全に消えず、汚くなっても気にしないでください。最後には消えてしまいます。
これが下書きになりますので、自分の納得が行く所まで直してしまいましょう。
多少何度も書き直しても、その上から本書きして目立たなくなるので、問題ありません。
今回はサンプルと言う事で、手直しもそこそこにして次に進んでいます。
では早速本書きに。
今回は見えやすいように赤を使っています。普通は黒だと思いますので、黒のペンを使いましょう。ボールペンを使用する場合はボールペンを使って下さい。
本書きのコツは下書きに沿って書くのですが、あまり下書き拘りすぎると、硬い縮こまった字になってしまいます。
ですので下書きに沿いつつも、自然な字になるように書いていくと良いでしょう。
さあ、これで後は消すだけです。
ここからシャーペンとフリクションペンの違いが見えてきます。
シャーペンで本書きした後、消しゴムで消すと、文字が滲む。なんて事は有りませんか?
折角頑張って書いたのに、文字が滲んでオジャンなんて事になった時は、私なんてショックで一瞬放心してしまいます。
その点フリクションペンなら安心です。
フリクションペンでも擦るでしょって?
実はですね、フリクションペンで文字を消す時に擦る理由は、擦って消しているのではなく、
摩擦熱で消しているのです。
つまり! 擦らなくても熱を与えてやればインクは消えるのです!
では実際にドライヤーでやってみましたので、確認してみましょう。
はい、このようにドライヤーを使って行きます。
ドライヤーで熱風をあてて十数秒。
こちらがドライヤーを当てる前
こちらがドライヤーを当てた後
綺麗に消えているのがわかると思います。
拡大したものがこちら。
ドライヤー前
ドライヤー後
はい! 下書きはスッキリ消えてしまいました!
ちなみに”都”の字は4回ほど書き直しました。(書き直してコレかよ)
ですが、跡は殆ど分からないぐらいにまで綺麗に消えています。
消しゴムで消して文字を滲ませる心配もありませんし、消す作業で大変な目にあう事も、消し忘れがあって、封筒が汚くなる事もありません。
とても簡単で便利な方法では無いでしょうか?
この要領で、後の宛名も書いていってしまいましょう。
字が汚くても、バランスさえ取れていれば自然と見れる文字になります。
字を綺麗に書くのは事前に練習が必要ですが、バランス良く書くにはちょっとしたコツと裏技があれば出来てしまうのです。
注意点
この方法、とても便利ですが1つ注意点があります。
フリクションペンですが、熱でインクは消えます(約60℃程で消える)が、逆に熱でインクは復活するのです。
-10℃から徐々に文字が現れ始め、-20℃になると完全に文字が復活してしまいます。
北国でない限り、冬場に-10℃にまでなることは早々無いとは思いますが、北国に住む人は冬場にこの方法を使うと、輸送中に文字が復活して下書きがバレバレになってしまいます。
フリクションペンを使う際は使う時期と、送り先に注意してください!
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