令和3年5月のFP2級試験に無事合格しました!
無事一発合格だったのですが、私がどうやって独学でFP2級の試験を突破したのか?
勉強法を紹介したいと思います。
試験勉強方法
試験勉強といえばまずは参考書だと思います。
私ももちろん参考書を購入したのですが、この参考書選びが大切です。
参考書の選び方
FP2級は範囲が膨大で、ものによっては試験範囲を網羅しきれていない参考書が多々あります。
3級試験でお世話になった、「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」は3級試験には優秀だったのですが、私が試験を受けた時は2級のみんなが欲しかったシリーズは分厚い割に情報不足でした。
その代わりに選んだのがこちら
「みんなが欲しかった」よりも薄く、情報もしっかり網羅されていました。
また、ページの欄外に「ココが出る」という注釈が有るのですが、試験を受けてみるとまさにココが出ました。
実際に本屋などで教科書を読んでみることは大事ですが、情報不足かどうかは自分ではわかりません。
出来るのであれば本屋で理解しやすい教科書を探し、Amazonなどでレビューを見ることをオススメします。
レビューに「情報不足だった」や低評価が多い参考書は選ばないように。
そして必ず参考書とセットになった問題集も買っておきます。
勉強ルーティーン
勉強法はざっと以下の流れになります。
- まずはざっと読む
- 読んだらいきなり問題集に入る
- 2周目は赤ペンを持って参考書に直接書き込む
- 問題を解く
- 間違ったところは紙に書き出す
- 過去問道場を使い倒す
- 実際の試験形式でやってみる
- youtube でFP試験解説動画を見る
一つずつ解説していきます。
1.まずはざっと読む
さて、実際に勉強を始めるにあたって、まずは1章ずつ章の最初から最後まで目を通します。
この時ペンや紙は必要ありません。ただ最後まで読んで大体の内容を把握します。
2.いきなり問題集に入る
1章分把握したら、いきなり対応した章の問題集に取り掛かりましょう!
まず間違いなく殆どの問題が解けないと思います。私はここで泣きたくなりました(笑)
FP2級は6分野あるので6章まで有るかと思います。
6章まで問題集を解いたら、このボロボロだったであろう解答をしっかり残しておきます。
3.赤ペンで直接参考書に書き込む
次は参考書に本格的に取り掛かっていきます。
この時注意すべき点として、「紙やノートに書き写さない!」ということです。
学校の勉強で黒板を必死に書き写してたら、時間は進むけど頭に何もはいってなかったということは有りませんか?
実はこの書き写すという行為はかなり非効率です。
文字を書くぐらいなら、大切な部分を赤ペンで引いて引いて引きまくりましょう!
そして頭の中に叩き込むのです。
参考書をボロボロになるまで使ってやる!という気概で挑みましょう!
4.問題を解く
赤ペンを引いて引いて引きまくったら、もう一度問題を解いていきます。
すると1回目より格段に点数が上がっているはずです。
一回目の結果と比較してニヤニヤしましょう!
ですがまだ合格圏では無いと思います。
5.間違ったところを紙に書き出す
ここまで来てようやく紙を使います。
紙に間違ったところを書いていきます。
そして自分だけの苦手分野問題集を作ることで、今後はその紙を見れば自分の苦手な場所が一発で分かるようになります。
この苦手分野問題集がとても便利で、苦手な部分がパッと分かるので、試験当日までかなり活躍してくれるはずです。
6.過去問道場を使い倒す
FP2級の試験は過去問と似たような問題が多く出題されます。
正直言って、合格するなら過去問だけやってても合格出来ます。
ですがそれですと、意味が理解できないまま合格になってしまうので、参考書はしっかり使って内容を理解して合格しましょう。
さて、過去問を解くにあたって最強の場所をご紹介しましょう。
過去問道場です!
過去問道場はFP2級の過去問を集めた最強の場所です。
ユーザー登録しなくても使えますが、登録しておけば自分の苦手な分野などが分かって便利ですので登録をオススメします。
この過去問道場で過去3~5回分の過去問をやりまくってください。
トイレの中でも、お風呂の中でも、移動中でもずっとです!
それだけでFP2級の合格確率はグッと上がります。
7.実際の試験形式でやってみる
さて、過去問道場もやり込んだら、最後に実際の試験形式でやってみましょう。
日本FP協会に過去問があります(https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/)
本格的にやるのであれば過去問3回分~5回分を印刷してタイマーをセットして実際の試験形式で行います。
過去問道場にも試験内容と同じものがあるので、解答用紙だけ自分で用意して、過去問道場で同じようにやってもいいでしょう。
とにかく実際の試験と同じ条件で模擬試験をやることが大切です。
特に実技は問題によって数字の書き方が異なります。
(100万、1,000,000 問題によって解答を書き分ける必要がある)
実際に手で解答を書いておいたほうが良いです。
youtubeでFP2級試験解説動画を見る
正直コレが一番勉強になった気がします。(汗)
youtube なので無料で見れて、しかもしっかりと解説してくれるので頭にも入りやすいです。
また試験前になると試験前直前対策といった動画も上げてくださるので、それを見るだけでも点数アップに繋がります。
私がよく見ていたのはこの方
おーちゃんさん
語呂合わせなどで頭に入りやすく、試験当日の試験対策動画そのまんまの内容が実技に出て、リアル「これ進○ゼ○でやったところだ!」が体験できました。(笑)
全部見る必要は無く、自分の苦手なところだけ観るようにしましょう。
全部観るのは時間の無駄です。
以上!
私はこのような流れで勉強して、1発合格しました。
また、FP試験の学科はは36/60点取れれば合格出来ます。
完璧にする必要はありません。
7割弱の点数で合格出来ますので、どうしても苦手な部分は捨てて、得意な分野を伸ばしましょう。
実技試験の勉強タイミング
さて、以上が勉強方法なのですが、FP試験は実技と学科があります。
ですが正直実技はそこまで勉強時間を要しません。
学科が出来ていれば問題は理解出来ますし、後は解き方さえ覚えて入れば解けるようになります。
私は試験1週間前から勉強を始めました。勉強方法は過去問を解く。それだけです。
実技はほとんど過去問と同じ問題しか出ません。
過去5回分ほどの過去問を解いて、全て合格ラインに達することが出来ればほぼ間違いなく合格可能です。
最後に
FP2級は実際に就活なので使える資格であり、国家資格です。
生活の中でも使える知識も多く、ぜひ取っておきたい資格でもあります。
今回は私が行った勉強法を紹介しましたが、実際にこの勉強方法で1発合格出来ましたので、やれば出来るかと思います。
ぜひ皆さんも頑張って資格をとってください!
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